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トップメッセージ

 株主の皆様には、ますますご清祥のことと拝察申し上げます。
 日頃は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 ここに、当社第54期第2四半期(平成23年8月1日~平成24年1月31日)の事業並びに決算の状況につきまして、ご報告申し上げます。

当第2四半期の連結業績について

 当社グループが属する電子工業界におきましては、高性能携帯電話のスマートフォンやタブレットPC等のIT機器が情報通信関連市場の好調により拡大傾向にありますが、他方、カーエレクトロニクス部品市場は東日本大震災の復興により市場拡大期待が高まったものの、タイの洪水の影響で生産が混乱するなど先行き不透明な状況が続きました。このような状況のもとで当社グループは、人件費の圧縮を図る等の徹底的な経営合理化を行い生産体制の効率化を推し進めるとともに、取引先ニーズへの対応力を強化することで顧客満足度の向上に注力し、積極的に受注獲得に取り組みました。
 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,850百万円(前年同期比20.2%増)となりました。また、営業利益は203百万円(前年同期は営業損失390百万円)、経常利益は235百万円(前年同期は経常損失409百万円)、退職給付引当金戻入額の発生等により、四半期純利益は606百万円(前年同期は四半期純損失2,244百万円)となりました。

配当について

 当期の期末配当金につきましては、誠に遺憾ではございますが、見送らせていただきます。

今後について

 当社を取り巻く事業環境については、既に最悪期を脱したと考えております。これについては、地域・顧客・製品のどの観点からみても、回復基調にあるという判断に基づいております。
 国内に関しては、市場の単価下落傾向に直面しているのは事実ではございますが、海外については、中国・フィリピン共に好調で、特にスマートフォン関連の受注が拡大傾向にございます。
 当社といたしましては、このような環境の変化に対応するべく、中国、フィリピンといった海外拠点での需要の取込みを強化しております。具体的には、中国においては、スマートフォン対応の設備やスポットめっきラインの増設に加え、地元資本との競合を想定したコスト管理の強化に取り組んでまいります。また、フィリピンにおいては、引き続き日系企業の囲い込みを推進するほか、タイの大洪水の影響による東南アジアでの生産拠点の分散化に対応するため、ラインの改造や設備投資を推進してまいります。
 一方、国内に関しましては、顧客の生産拠点の海外移転に伴う空洞化などの課題もございますが、めっき加工技術の高付加価値化やコスト体質による価格競争力を身につけ、「めっき加工の専業外注メーカー」として盤石の地位を確立し、この局面を乗り切る所存でございます。
 当社といたしましては、更なる黒字の拡大を目指して事業に取り組み、株主の皆様のご期待に応えられますよう取り組んでまいる所存です。
 株主の皆様におかれましては、何卒ご理解を賜り、より一層のご支援、ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。

2012年4月
株式会社 山王
代表取締役社長 甲山 文成

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